外コンに新卒入社した20卒が思うコンサル業界で働くということ

 

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5日ぶりの投稿。投稿できずに申し訳ないです。ちょっと忙しくしておりまして、、、

 

今日はコンサルタント業界で働くとはどういうことかについて書いていきたいと思います。コンサルティングって言葉がカッコよく聞こえるからか、最近色々な○○コンサルを聞きますけど、僕が話したいのは会社の経営、ビジネスに対してのコンサルティング業界です。

 

僕は今年新卒でIT系の某コンサル会社に入社しました。

自分次第でいくらでも成長出来そうな環境に惹かれて入社し、日々もまれてなんとかやっております。

そんな中ですごく強く感じたこと。それはコンサルタントは個人として評価されてなんぼであるということです。

これはコンサル業界にいる人は認識していることだとは思うから、これからコンサル業界に足を踏み入れようかなと思っている人に特に知って欲しい。

コンサル業界に既に入る人はこのあたりは流し読んでもらって構わないです笑

後で出番が来ます笑

 

コンサルタントとして仕事を受けるとき、△△会社にいるから君にお願いしたいとはならないです。それはコンサルファームが決まったモノやサービスではなく、能力を持った人(コンサルタント)を売っている会社だからだと思います。

もちろんファーム毎に強みを持つ分野に特色があって、○○の分野に強いから△△会社にお願いしたいってなるときもありますが、それは△△会社に○○分野に強いコンサルタントが集まっているだけであり、ファームが評価されている訳ではなくて、ファームで仕事をしているコンサルタントが評価されているだけです。極端な話、そのコンサルタント達が全員別のファームに移動したら移動先のファームが仕事を引き受けることになるわけですよね。

つまりどのファームにいても個人として評価を確立している人は仕事が来るし、そうじゃない人は来ない。

では、ファームは無駄なのか?そんなことはないと思います。人が集まることで、個人で仕事するよりもレベルの高い仕事が出来るし、働く環境もよくなると思います。特に新卒なんかは、能力がコンサルタントとして不足しているためファーム内で仕事をもらって働いていく必要があります。さらにファーム毎に新人研修に注力しているファームもあればその余力がないファームもあるのでファームは大切です。

それでもやっぱり、コンサルタントは個人で評価されるものです。

○○君にお願いしたい、××さんやってもらえないかな?とかってのがコンサルタントにとって一番の褒め言葉だと思います。

 

長々書きましたが、ここからが僕の言いたいことです。既にコンサルタントとして働いている皆さん、お待たせしました。出番です笑

僕が言いたいことは、

コンサルタントにとって大切なのは個人の評価。ただ、そこに目が行ってしまう余りに会社のために頑張りたいとか、会社をよくしていきたいとかっていう発想が生まれづらい環境であり、それは組織の一員として働いている身としてどうなのか

という事です。

そんなものは必要ないと言われてしまえばそれまでだし、それが当たり前なのがコンサル業界なのかもしれません。ただ新卒で入社してそのスタンスで扱われた僕としては、少しドライすぎるかなと思いました。会社に忠誠心を持てとは言わないですけど、愛着くらいを持っていれば、同じ会社に入ってきた新入社員がどんな人なのか気になるものかなと思います。

僕がコンサルティング業界のマインドを変えてやるなんて大げさなことは言いませんし、そのモチベーションもありませんが、来年入社してきてくれた新卒の方が自分の身近にいたら、その時は興味・関心をもって接しようと思っています。

 

新卒として感じたことを忘れないために書いておきました。仮に将来、自分が組織を運営する人になった場合は、組織のメンバーが組織に愛着を持てるような組織にしたいと思いますっていう謎の宣言をして終わりにします。

 

以上