東京から福岡まで何で行く?ヒッチハイクでしょ!!!

今日は以前決行した東京-福岡ヒッチハイクの旅について書きます!

2018年2月に友人と2人で決行!当時大学2年の僕は長期休みが取りやすいってことで春休みに決行したけど、2月は寒いし荷物もかさばるからヒッチハイクやるなら夏がおすすめかな笑 

 

東京ICを出発して東名、名神中国道山陽道を使って本州の端山口県下関まで行き、関門海峡の下を歩いて福岡門司まで行って、東京方面に引き返した。1週間で10組の方に車に乗せてもらって大移動。実は帰りは問題が発生して名古屋までしか帰って来れなくて、そこから夜行バスで東京まで帰ってきたっていう少し残念ポイントもあるんだけど、それも含めてすごく濃密な1週間だったから詳しく書き残す!

 

スタート地点は用賀にある東京IC。そこにあるマックがなんでもヒッチハイカーの聖地らしくてここからスタートする人が多いみたい。だから僕らもここからスタートした!

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ヒッチハイカーの聖地 マクドナルド

 

緊張の車止めデビュー。どきどきしながら「西へ」って書いたスケッチブックを持ってひたすら止まってくれる車を待つ。何台もの車にスルーされて、寒いからマックの店内に戻って、「御殿場」ってスケッチブックに書き直してもう一回立ってみる。そんなことを3回くらい繰り返して40分ぐらい待ったのかな。ついにその瞬間が訪れる。一台の車が僕らの前を通過して行ってた。けどその車は今までの通過と違ってハザードを一回光らせていた。それを見逃さなかった僕は「今の車って...?」と友人に聞く。でも友人は気づいていなかった。僕は祈りながら通過していった車を目で追うと数メートル先で止まったではないか。間違いない!そう思った僕らは急いで車の元に向かうと「あそこじゃ止まれないからな!さぁ乗れよ!」というドライバーさんとその奥さん。こうして僕らのヒッチハイクは始まった。

乗せてくれたのは夫婦で大阪で焼き肉屋さんを営んでいるという人達ですごくいい人達だった。色々な話をしながら御殿場まであっという間に到着。別れを告げてご飯を食べながら作戦会議。さぁ次はどこをスケッチブックに書く?刻んだ方がいいのかな?そんな感じだ。

こうして僕らは大きなSAを狙って車の乗り降りを繰り返した。10組もの方々に乗せてもらうと色々な人達がいるもので、職業だったり年齢だったり趣味も考え方も話し方もまちまち。20歳の青年2人にとっては刺激でしかなかった。

SAのソファで寝たり、SAを歩いて降りて近くのホテルに宿泊しながら、順調に3日くらいで山口県の下関まで来た僕らはその日は下関に泊まって、次の日福岡に向けて関門海峡を歩いて渡ることにした。関門海峡って山口県の下関と福岡県の門司を結ぶから関門海峡っていうって知ってました?最初にそれに気づいたとき僕たちはなるほどってすごい思ったのを今でも覚えてる笑 ついでに東名とか名神とかも同じって気づいたときもすごく感心した笑 まぁそれは置いておいて、関門海峡の下を歩いて渡りました。県境またいだりして楽しんだのが懐かしい。

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関門海峡の下は歩けるようになっている。これは県境。

福岡まで無事にたどり着いた僕らは、帰路についた。そして出発から5日目。問題が発生する。SAに全然車がいない。天気が良くなかったのと少し小さいSAに止まってしまった事が理由だと思う。さらに次の日から土日で春休みっていうのもあって、家族旅行の車が多くて、車に空きがないとSAのインフォメーションセンターの人に言われた。これはやばい、車が捕まらない。友人と相談して土曜日の午前中まで頑張ったけどそれ以上は日程の延長も出来ないし続行を断念した。名古屋まで行って夜行バスに乗ろうとなったけど、名古屋まで行くのも一苦労。忘れもしない岐阜県の養老SAでの出来事だ。SAを降りて街灯がなく真っ暗な道の中バス停を探したこと、バス停は工事していて本来の場所になかったからなかなか見つからなかったこと、探している間に目の前をバスに通過されてしまったこと、そしてそのバスが最終だったこと。すごい歩いて電車の最寄り駅に着いたときはもはや感動した。

こんな感じで僕らはなんとかして東京に帰ってきた。

このヒッチハイクで僕は結構なんでもできるんだなと思えるようになった。一見無理そうに思えてもなんとかなる。まぁもちろんこれが日本だからなんとかなっている訳だし、色々な人の助けがなければ実現しなかった事ではあるんだけど、僕が何かに挑戦する時の支えになっている。

先日、一緒にヒッチハイクをした友人が受けたは親切誰かに還元しなくてはいけない、親切は循環しているのだからという旨の事を言っていた。確かにその通りだ。いつか誰かに親切を返す為に、僕らが受けた多くの人からの親切を覚えておかなくてはいけないと思っている。

 

ヒッチハイクに行くか迷っている人、是非行って欲しい。これ以上ない経験ができると僕は約束する。

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スケッチブックとバックパックパインアメ