トヨタ未来都市WovenCityってなんだ??

みなさんトヨタ未来都市っていうのを聞いたことはありますか?

まぁ簡単にいうと、AIとか自動運転とかを実際に街中で使ってみましょうよ、けどいきなり都心は危ないから実験都市みたいなの作りましょうよってやつです。実証都市と言われWovenCityという名付けられています。静岡県内の工場跡地を使うらしいです。2021年着工予定で、初期はトヨタの従業員や関係者、その家族など2,000人が暮らし始めるようです。

 

(少し前に僕がお金持ちだったら土地買って、実証都市作って、Twitterとかで住みたい人集めるとかやりたいなぁとか思っていたんだけど先を越された感じ?笑)

 

その豊田の実証都市が世界的に注目されているという記事を発見。なぜなのか。

実証都市は目的が目的ですから実験感が出てしまうのは致し方無いです。たとえば一人の住民の行動データを分析して、最適解を提示させる。毎週土曜日にランニングを1時間している住民がいたら、毎週土曜日の決まった時間にその住民の前にポカリスエットを売っている車が通るでしょう。住民はうわ便利だなと思うかもしれませんし、分析された結果ポカリスエットを買わされたと感じるかもしれません。

Googleも未来都市計画やってるけど、住民の反対が多いようです。それは住民が自由な行動を求めており、常に監視され、何をするか誘導されているのは心地よくないという理由からです。

 

それに対し、トヨタの未来都市は人間が主体なんだそうです。あくまでも人間が街を作るという考え方。

移動は目的地までを最適化する。最適化とはなにか。人間には散歩という文化がある。散歩は目的地があるのではなく、散歩自体が目的なのです。歩くことで心身共にリフレッシュされ、友人と会って会話して、知らない人との出会いがあって、風景を楽しんで、おいしくポカリスエットを飲む。ただ早く、安く、楽に目的地に辿り着くだけでは最適化されていないのです。そのあたりを踏まえ、豊田は実証都市を作っていくことをアピールしている。だから世界的にも注目されているそうです。

今後の豊田の動向に目が離せません。