僕が尊敬する本田圭佑という男について

今日は僕が尊敬している本田圭佑について書こうと思う。独特なファッションやビックな発言で話題をかっさらう彼だけど、それは彼の一部でしかない。彼のことを少しでも紹介できたら良いと思って書く。

まずは彼のプロフィールを見ていこう。少し長いけど飽きないと思うので全部読んで欲しい笑

 

本田圭佑(33歳)

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【生年月日 】1986年6月13日 

【出身地】大阪

【サッカーライフ】

・小学生2年生からサッカーを始め、ガンバ大阪ジュニアユースに所属

・15歳中学卒業時、ガンバ大阪ユースチームに昇格できずに、石川県星陵高校に進学

・高校3年生の時にキャプテンとしてインターハイ出場 ベスト4

・2004年高校卒業時、Jリーグの複数チームからオファーを受け、名古屋グランパスとプロ契約 2年目からレギュラーメンバーとして活躍

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名古屋グランパス時代

・2008年、22歳でオランダ1部VVVフェンロに移籍 スタメンに定着するもチームは2部へ降格

・翌シーズンからエース番号である背番号10をつけ、シーズンの途中からキャプテンを務める  2部で優勝 2部での年間最優秀選手賞を獲得

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VVVフェンロ時代

・2010年1月、24歳でオランダでの活躍が認められ、ロシアの名門CSKAモスクワに移籍 主力としてCLに出場し、ロシアリーグ所属クラブ史上発、そして日本人史上初のベスト8進出

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CSKAモスクワ時代

・2010年6月、24歳でサッカーW杯南アフリカ大会に出場2得点1アシスト

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無回転FKで一躍スーパースターに

 

・2013年12月までCSKAモスクワに在籍し、何度か怪我に見舞われながらも、リーグ優勝1回、 カップ戦優勝1回を果たす

・2013年12月、28歳でイタリアの名門クラブACミランに移籍 背番号10

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ACミラン時代

・2014年6月、29歳でサッカーW杯ブラジル大会 1得点1アシスト 予選リーグ敗退

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予選敗退に失意を感じる本田

・2017年5月まで3年半ACミランに在籍 92試合11得点14アシスト 背番号10を背負う選手としては物足りない成績であった 当時のACミランのチーム状況を考えると仕方ないことなのかもしれない

・2017年7月、32歳メキシコのパチューカに移籍 主力として活躍

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パチューカ時代 背番号の02は平和(piece)からとったらしい

・2018年6月、33歳でサッカーW杯ロシア大会 1得点1アシスト ベスト16

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得点後のパフォーマンス

・2018年8月、オーストラリアのメルボルンビクトリーに移籍 主力として、さらにキャプテンも務める

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メルボルン時代

・2019年10月、オランダのフィテッセに移籍 半年で退団

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フィテッセ時代

・2020年1月、ブラジルのボタフィゴに移籍 現在に至る

 

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現在所属ボタフィゴ

【サッカー以外のライフ】

・2008年、結婚

・2012年、日本の小学生を対象とするサッカースクールSOLTILOを設立 現在国内67箇所、中国に4箇所、カンボジアに3箇所、タイに1箇所

・2015年、「HONDA ESTILO 株式会社」がオーストリアのサッカーチームホルンの経営に参入

・2016年、カンボジアシェムリアップ・アンコールFCの経営に参加 実質オーナー

・2017年、アフリカのウガンダのチームブライトスターズの経営に参加

・2017年、NowDo株式会社を設立

・2017年、メールマガジン開始

・2018年、自身のブランドKSKを設立 革製品の販売を手がける

・2018年、米俳優ウィルスミスとベンチャーファンドを設立

・2018年、カンボジアサッカー代表の事実上の監督になる

・2019年、YouTube開設 YouTuberになる

・2020年、NowVoiceサービス開始

サッカー選手、監督、クラブオーナー、経営者、投資家、YouTuberとして活躍

KSKグループという自身のグループを立ち上げており、SolutiloやNowDoを始め、グループ会社が7社存在

soltilo.co.jp

 

 

エピソード

小学生の卒業作文でイタリアで背番号10を背負うと書き、実現させる

・今の奥さんは高校生の時に行った練習試合の相手チームのマネージャー 一目惚れし試合後にいきなり告白し付き合い始めたらしい その後22歳で結婚

・高校卒業後入団した名古屋グランパスとの契約の際、オファーがあれば海外クラブへの移籍を認めるという条項盛り込む

・2010年のW杯前インタビューで優勝宣言 このとき24歳

ACミランに移籍した際のインタビューにて、多くの報道陣に囲まれながら名言が生まれる ACミランを希望した理由は?「心の中のリトルホンダACミランと答えた」

NHKのプロフェッショナルという番組での取材にて、名言が生まれる (一年中世界を飛び回っている)本田さんはホームシックとかないんですか?という質問に対し、「もうホームがどこかわからない。生まれはどこ?って聞かれたらアースって答える」

NHKのプロフェッショナルという番組での取材にて、名言が生まれる お決まりの質問「プロフェッショナルとは」に対して「ケイスケホンダ。どういうことか。ケイスケホンダをプロフェッショナルにしてしまえば良い」

・2018年W杯終了後、TECH:CAMPというプログラミング教室に通い、プログラミングを学習。どんなものなのか知っておきたいという理由らしい

2010年、2014年、2018年のW杯に出場し、3大会連続で得点とアシストを記録 これは歴代6人目 元イングランド代表デイビット・ベッカムらと並ぶ

・アジア、ヨーロッパ、北アメリカ、オーストラリア、南アメリカ5大陸でサッカー選手としてをプレーし得点 史上初

・2019年Twitter社が発表した最も影響を与えた世界の男性アスリートの9位にランクイン ネイマール、メッシ、クリスティアーノ・ロナウド、コービーブライアントら名だたるアスリートが並ぶ

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Twitterより

 

とんでもない人生だ。訳がわからない。ただ、僕は本田圭佑のことがサッカー選手として好きなわけではない。もっと言ってしまえばなにをやっているかなんて興味がない(失礼な言い方かも笑)。今回この長い経歴もめっちゃ調べて書いた笑 間違っていたらすみません、、、、

 

僕が彼を尊敬するのは彼が「自分の足りていない所を認識して、それを克服しようとし続けられる人間」であるからだ。

彼は常に自分はチャレンジャーであるという。確かに経歴を見ればわかる。チャレンジをすると当たり前だけど失敗したり、躓いたりする時がある。そのときに彼は諦めたり妥協したりせずやり続けられるのだ。NHKのプロフェッショナルの中で彼が言っていた言葉が忘れられない。

俺の中ではブラジルよりも自分の方が強い。妥協しようとする自分に打ち勝つことの方がブラジルに勝つことより難しい」

こんなことを言っていた。すごい表現だなと思った。彼が続けることの難しさとか自分の弱さとかを認識して戦っているということがひしひしと伝わってくる言葉であった。彼のビックマウスは世の中に公言することで、自分が妥協できないような環境を作っているのだと思う。彼は自分に打ち勝ち続け、止まることなく動き続ける。W杯の終了直後にプログラミング教室に通うなんてまさに本田圭佑を象徴している出来事だと思う。それだけ自分に打ち勝ち続けてきたからこそ、自分を信じることができ、それがあの絶対的なメンタルに繋がっているのだと思う。そして主要所で結果を必ず出す。持っている男なんて言われるけど、そんなものではない。彼は意図して結果を出し続けているのだ。

 

僕も自分の中の妥協という強敵をよく感じる。そしてよく負けてしまう。そんな時は彼のプロフェッショナルを見て自分を奮い立たせる。僕が尊敬する男は半端ではない。

 

今も彼は止まらずに動いているだろう。本を読んでいるのか、トレーニングをしているのか、Zoom会議をしているのか。わからないけど、彼に少しでも近づけるよう僕も努力をしなくてはいけない。

 

*写真 出典

Kaoru WATANABE/GEKISAKA

http://saka-saka-football.blog.jp/archives/11422037.html

https://www.excite.co.jp/news/article/Soccerking_836382/

celesoku.com

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吉澤良太

ロイター